私達夫婦は新婚旅行にクルーズを選択しました。
ヨーロッパに行きたい私と、
ヨーロッパ旅行は嫌だ、行ったことのない場所がいい旦那。
折衷案として、クルーズ船に乗って何か所もまわろう!ということに。
これが、大正解。
是非ともこの楽しさをたくさんの人に味わってもらいたい!!
と押し売り気味で、周りの友人知人におすすめしている私ですが、
いっそのこと、どこかの誰かにも伝えたい!!!
ってことで、ここに書いております。
私達が選んだのはMSCクルーズの、
『MSCシンフォニア 地中海クルーズ7泊8日』
イタリア、クロアチア、ギリシャの全6都市を訪れる旅でした。
お互いの希望を元に、このクルーズを選びましたが、
この会社の、このクルーズがおすすめ!という話ではないです。
沢山の種類のクルーズが各地で運航されてますので、それぞれの希望に合わせて選んでもらうのが一番です。
私が伝えたいのは、
日本人にそれほど馴染みのない『船旅』を皆さんの旅行の選択肢に入れて頂きたい。
それだけです。
てことで、私が思うおすすめポイントをまとめましたのでご覧あれー
その1:思ってたより安く行けちゃうよ
本当です。
うっそだー。
豪華客船で1週間なんて、高いに決まってるよ。
私も最初はそう思ってビビッていました。
案外そんなことないんですよ。
そりゃあ、来週の休みはクルーズね♡とか、
暇だから明日からクルーズだ!とか、
そんなノリではなかなか厳しいかもしれませんが、
一般的に新婚旅行などの長い休みを利用するの旅行と比較して、という話です。
料金なのですが、
旅程や時期に全く異なるので比較が難しく、具体例を挙げるのが難しいです。
敢えて挙げるならば、
私達が乗った
『MSCシンフォニアで行く7泊8日の旅』
の2017年9月の現在の最安値が一人799USドル(約90,000円)。
これは客室+船内の食事代込の金額です。
この金額は最低料金であり、客室のランクやオ様々なオプションを追加すると変動はします。
航空券代同じにしても、7泊8日でホテル一週間分+ご飯+交通費を考えると、ヨーロッパ旅行と比較して考えても、決して高い金額ではないのがわかります。
また、このプランは、出発のベネチア港を入れて計6か所の寄港地をまわります。
ちなみにですが、
私が新婚旅行先選定の際に調べた会社は全て、ハネムーン割引がありました。
それぞれ割引率等異なりますが、かなりお得です。
調べた会社については、最後にまとめて書いておきます。
その2:船がホテルだよ
本当に、楽。楽園。
初日にクルーズに乗り込む手続き(チェックイン)を済ませると、
降りるまでずっと同じ部屋。
荷物も置きっぱなし。
洋服はクローゼットに入れっぱなし。
なので、寄港地での観光は貴重品が入ったカバン一つのみ。
もちろん港に近い場所にある観光地が寄港地となっているため、面倒な移動もありません。
疲れたら客室に戻って休めばいいだけ。
寝て起きたら次の場所にワープしてる。
また部屋には1日2度、ルームキーパーさんがやってきて、掃除とタオル交換をしてもらえました。
ホテルより親切かも。
その3:寄港地より船内が楽しい
これは超個人的見解ですが、船内が大人の遊園地になっています。
カフェ、プール、様々なタイプのバー、カジノ、ショー、バスケットコート、ミニゴルフなどなど船内で楽しむことが出来ます。
またそれ以外にも毎日様々なイベントが船内で催されます。
お昼時にはビンゴ大会があったり、夕食時には簡単なドレスコードがあり、テーマに沿っておしゃれを楽しんだり。
特にカジノは少額でも十分楽しむことが出来たので、毎日深い時間まで遊んでいました。
また最初にフリードリンクのオプションを申し込んでおけば、
いつでもどこでもルームカード1つで飲み放題。
船内で1日を過ごす日は、プールサイドでビール飲んで、だらだらしていました。
いつの間にか寄港地で暑い中観光することより、船内に帰ってから何をするかを考えるようになっていました。
その4:なんといっても特別感
これは私が新婚旅行にクルーズ!と提案している理由です。
旅行好きの方、結婚前に何ヵ国も行かれている方であれば、新婚旅行などのイベントで、普段の旅行との差別化を図るのはなかなか難しいと思います。
「二人でいれば幸せだよ。」
なんてノリだけでは何泊もする旅行は乗り切れません。
クルーズは大きな特別感を私達に与えてくれました。
船が出航すれば、そこはだだっ広い海の上。
船内には何千人も人がいるのに、海に浮かぶ船の中にいるだけで、
特別な感覚に浸ること間違いなし。
また、意外かもしれませんが、選択肢が限られている、というのもありがたかった。
次の目的地は決まっていて変更もない。
船内にあるアクティビティの中でやりたいことを探す。
食事も決められたコース料理の中から数種類選んでいく。
実はこれが、知らず知らず私の大きなストレス減となっていました。
私は海外旅行の経験も多くないので、普段の旅行では食べたいご飯、行きたい店、見たい場所、全てを調べる時間と労力が面倒で、疲れてしまうことが多々あります。
クルーズでは、行きたい場所を調べるのは寄港地の観光の内容だけ。
その他は船内にある選択肢で過ごすことになるので、とってもお気軽。
夫婦で余計な揉めごとを作らずに済みました。
その5:船内と寄港地の様子をちょっと紹介
私は新婚旅行に行くなら絶対にギリシャのサントリーニ島がいい。
と昔から思っていました。
その希望が叶えられる船を選択しました。
ですが。
私の期待が大きすぎたのか、夢に見たサントリーニ島に着き、
写真で見た景色を目の当たりにしても、
私の心は動かされませんでした。
理由は、猛暑と、混雑と、ギリシャならではのカオス感。
ササっと観光を終えてそそくさと船内へ戻りました。
結果的に一番印象に残っているのは、クロアチアのドブロブニク。
到着前にちょちょっとググってみただけの、存在すら知らない街でした。
ですが本当に素敵な街で、感動しました。
目的地をサントリーニ島1箇所にしないでよかった。
前置きが長くなりましたが、船内と寄港地の写真を少し紹介。
クルーズ船。
船内の最上階。プールが見えます。
プールサイド。
テラス席。
寄港地の一つ、夜のギリシャ、ミコノス島。
寄港地の一つ、クロアチアのドブロブニク。
本当に船に乗って体感していただきたいので、写真はほんの一部です。
その6:ここは要注意点
あまり思いつきませんが、残念ポイント、気をつけるべき点も述べます。
レストランでの座席を日本人でまとめられる可能性あり
夕食はレストランで決まった時間に食べることになるのですが、
そのテーブルが日本人で固められていました。
日本語担当スタッフがサーブしやすいからでしょうね。
せっかくクルーズ船で二人だけの世界感があったので、
日本人のテーブルだと分かったときは少々残念でした。
新婚旅行カップルや、ご年配のクルーズベテランのご夫婦などいらっしゃって、
お話してみると楽しかったんですけどね。
西洋人はプールが大好き
西洋人は少しでも暇な時間があればプールサイドで日焼けや読書をしています。
いつもプール(サイド)は大混雑。
あんなに肌が白いのに、日焼けをして痛くないのでしょうか。
Wi-Fiが弱い
料金を払って船内のWi-Fiプランを利用しましたが、
かなり弱かったのであてにならなかったです。
これはかなりげんなりでした。
それくらいでしょうか。
それで、どうやって調べればいいの?
総合クルーズ案内から見つける
私たちはまず日本でクルーズ船を紹介しているサイトへ連絡してみて、
希望に合う船を紹介して頂く形で予約しました。
様々なクルーズがあるので、自分たちの希望をある程度固めてから調べるのがベター。
例えばこんなところ。
船の紹介から予約まで、丁寧に対応してくれました。
クルーズ会社のサイトへ直接GO。
皆目見当もつかないと思いますので、私達が検討したクルーズ会社をのせます。
クルーズ未体験の方であればカジュアル船と言われるタイプで充分楽しめます。
MSCクルーズ(イタリア)
さすがイタリアの船だけ合ってご飯がおいしかった。
家族連れやカップル、一人旅でも楽しめるオールマイティな船だった。
COSTAクルーズ(イタリア)
私達が到着した寄港地の何か所かでこの船を見かけた。
ポップな色使いのロゴのせいか、雰囲気も明るく陽気な様子。
アクティビティが充実している印象。
海の上のイタリアコスタクルーズが贈るイタリアンスタイルの船旅
最後に
クルーズはイタリアの人にはなじみがあるようで、家族旅行者が大勢いました。
カジュアル船というだけあって、肩肘張ったパーティなどはなく、
誰でも楽しめる様に随所に工夫がされていました。
私は新婚旅行での提案ですが、定年の記念や家族旅行でも思い出深い旅になること間違いなしです。
日本にもこのような船旅が出来る様になればいいなと願ってます。
(大型客船が入る港が無いようですが・・・・)