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保育士試験に独学で一発合格するための勉強法

 

保育士試験に独学で。

この記事を開いてくれた方は、保育士試験に独学でトライしようとしている方、また勉強法が定まってない方、不安だらけの方々のことと思います。

 

今回そんな方々のために、『保育士試験に独学で合格するための勉強法』と銘打って

私が行った勉強法を紹介したいと思います。

 

私はこれまで保育士とは全く無関係の仕事に就き、全く無関係の生活を送っていました。

 

が、結婚して仕事を週3日のパートに変えたことにより時間の余裕が出来た為、

幼いころから興味を持っていた保育士の資格を取りたいと思い、保育士試験の受験を決意しました。

 

その日から約1年。

 

この度、私は平成29年度保育士試験(前期)にて、無事筆記・実技共に合格することが出来ました。

 

受験回数2回(筆記試験2回・実技1回)。

 

本当は1発で合格したかったのですが、サボりにサボって叶わずでした。

 

 

そんな経験を踏まえて、効率的・効果的に勉強するにはどうすればいいのかを考えました。

どうか、保育士試験合格を目指す皆様のお役に立ちますように!!!

 

 

 

この記事を読んでほしい人。

  • 保育士試験をイチから受験しようと考えている人
  • 講座に申し込んだりする予定の無い人(参考書のみの勉強)
  • 自分の勉強方法に不安がある人
  • 週に2~3時間は机に向かって勉強する余裕のある人
  • 保育士試験合格という目的をもっている人

 

 

 

これ以降の内容は、保育の知識を増やすのではなく、いかに保育士試験に合格するかを念頭において作成したものです。

もちろん保育士試験の勉強を進めていくうちに保育士として必要な知識が身についていくことは言うまでもありません。

ですが、保育士試験は1科目ごとに6割点数が取れればいいのです。

全てを完璧に覚える必要はありません

 

いくら知識豊富でも資格が無ければ保育士にはなれません。

知識・経験は資格取得後に自分次第でいくらでも身に着けることが出来ます。

 

 

その点を理解して読んでくださいませ。

 

使用した参考書&問題集についてはこちらにまとめています。

実際に使用したものを感想を交えて紹介していますので是非ご確認ください。

www.deshi-maru.com

 

   

なぜ一発合格を目指すのか。

 

筆記試験を2回する羽目になった私が言います。

絶対に2回目はやる気が無くなります。

やる気が残っていたとしても、初回の挑戦より勉強する意欲が減ります

 

理由は様々です。ここでは割愛しますが。

断言します。受験するなら1発合格を目指した方がいいです

 

また、保育士の試験範囲は、科目が多く膨大な量に見えるのですが、範囲が重なっているところも多くあります

ですので、科目を分けて勉強するより、全科目網羅するように勉強する方が効率がいいのです。

 

効率的な勉強法。

 

さて、ここからは私が提案する効率的な勉強法を紹介します。

 

受験決意~試験5か月前

まずは、資料集め。

・保育士試験とは何ぞや

・試験日はいつなのか

・資料はどのように請求するのか

などなど。

受験するにはどのような資料が必要なのかを事前に確認しておきましょう。

そして、大まかな受験スケジュールを立てます。

勉強のスケジュールとは別です。

資料請求、受験志願表記入/送付。手元に届く受験票の内容確認など。

 

直前に焦ってしまわないように、日程を確認しておきましょう。

これを行うことで、余計な心配をせずに勉強を始められます。

スポーツ選手に例えると練習前のストレッチで体を温める、みたいなものです。多分。

 

5か月前~4か月前

 

参考書に目を通す。

自分が準備した参考書を1冊まるまる目を通しましょう

ここで重要なのは、本気で読み込まないこと。

読み込み始めると、試験範囲の多さに気が遠くなり、挫折しかけます。

どこかの待合室にある興味の無い漫画を読むかのように、ざっと進めていきます。

移動時間や15分時間が余るとき、寝る前の20分…いつでもいいです。

肩ひじ張らずに進めてみてください。

1~2週間で読み終わるペースで読み進めましょう。

 

これを1か月のうちに2回~3回繰り返します。

これにより、問題範囲の大まかな把握ができ、科目の特性を知り、頻出する文字を確認することが出来ます。

もしお持ちの参考書に練習問題がついていれば、解答を見ながらでもいいので、解いてみてください。

 

あくまでも、全体を把握することに努めましょう

 

併せて、大事な大事な保育所保育指針も目を通していきましょう。

めちゃくちゃ出題されますよ。

これ完璧にしたら、かなり問題を解くのが楽になるはずです。

 

私が使用した参考書については、後日別の記事にて紹介したいと思います。

 

4か月前~3か月前

 

1問1答をひたすら解く。解きまくる。

 

お手元に1問1答問題集をご用意ください。

 

それがあなたのバイブルになります。

その問題集をただひたすら解いてください。

机に向かう時間をつくらなくても、問題集を持っていれば、どこでも解けます。

出来るだけ何周も解いてください。

初めはわからない箇所は解説を見たり、参考書を振り返って確認します。

最終的には、1問1答の解説も言えるようになるレベルまで達するのが目標です。

 

それにより、おのずと問題のパターンが見えてきます。

そして、必ず正解できる問題と、何回解いてもよくわからない問題が出てきます。

それを把握していきましょう。

そして何度解いてもわからない問題・暗記が必要な問題を参考書を見て確認し、

1問1答問題集に書き込んでいきましょう。この問題集を見れば知りたいことがわかるように膨らませていきます。

参考書や問題集を何度も往復して確認していくのは時間の無駄です。

 

また、このようにして作り上げられた1問1答問題集は、試験直前に最高に使える資料となることでしょう。

 

ちなみに、私がバイブルとして常日頃持ち歩いていた一問一答集はこちら。

こちらは問題数・解説の質・使いやすさ全てにおいて私にピッタリの一冊でした。

3ヵ月前~2ヵ月前

 

暗記物をより確実に。

新問題集にも手を出してOK。

 

先述した問題集の不安なポイントの暗記を確実にしていきます。

これは自分との闘いですね。

人物や栄養素、苦手な個所をひたすら覚えて行きましょう。

ここで大事なことは、深入りしないこと

色々な参考書を見てしまうと、見たこともない人物や、1つの参考書にしか載っていない情報などが出てきて、不安になることもあります。

ですが、ここで覚えるのは本当に必要な基礎の部分のみ

知らないで受験するのは恥ずかしい、というレベルの基礎的内容を、しっかり覚えていきましょう。

あくまでも全科目6割点数が取れれば合格です。そのことをお忘れなく。

 

1問1答も何周もしていけば、頭の中でパターン化してしまい、知識の定着が停滞してしまう可能性があります。

ですので、余裕のできた人はここで新しい1問1答を試して見ましょう。

これは、解ける問題・解けない問題をよりクリアにすること、新たな問題に出会い、「ふーん、こんな人物もいるんだ」など、知らない問題が出てくることに慣れていきましょう。もちろん覚えるに越したことはないです。

 

保育士試験は必ずと言っていいほど勉強していない範囲や聞いたこともない語句を目にします

そうなったときも慌てずに対処できるように準備することも大切です。

 

2ヵ月前~1ヵ月前

過去問が気になる人は解いてみる。

暗記出来ていない箇所はネットを駆使して補強しよう。

 

過去問に関しては、私自身は解いても解かなくてもどっちでもよかったな、と反省しています。

理由は、①試験時間に関してはかなり余裕があるため、タイムキープの必要がほとんど無い、②過去問で出た同じ問題は試験本番には出ない、③わからない問題が出てくるので不安になる…などなど。

でもどうしても気になりますよね。

そのような方は過去問を時間をかけずにさらっと解いてみて、確認していきましょう。

ですが、過去問の採点や復習に時間を割かない方がいいと私は思います。

 

ネットを駆使すること。

これは私はもっと早く気づくべきだった…と一番思ったことです。

独学だとどうしても暗記ものをまとめるのに時間がかかったり、後回しになってしまいがちですよね。

そんな時に気分転換にネット動画を検索してみてください。

Youtubeでもなんでもいいです。`保育士試験`と入れるだけで、たくさんでてきますよ。

ちょっと辛くなった時、これを見る・聞くだけでかなり効果的な勉強ができると思います。

1つ注意したいのは、ネットの情報はすべてが最新・正確では無いということ。

ですので、不確かな情報に翻弄されないためにも、ある程度自身の知識がついてから使用することをお勧めします

 

1ヵ月前~試験直前

 

試験当日の準備

体調管理

 

直前ともなれば、あとはなるようになる、ですね。

今までやってきた方法をおさらいする・または不安なところの再確認を行いましょう。

1問1答を解き続けることをお忘れなく。

 

また、試験当日の準備もしましょう。受験票の確認・会場までの交通手段の確認・持ち物の確認など。大抵会場は自分と馴染みのない場所になるはずです。意外とやらなければならないことが見つかるかもしれません。

 

体調管理はもちろんですね。

無理し過ぎないように。

 

試験当日

 

当日に持っていく資料はなるべく少ない方がいいです。

なぜならたくさん見ることが出来ないから

(カバンがどんどん重くなるから。)

 

試験の合間の休憩は、意外に時間的余裕がありません。

ここで本領を発揮するのが、1問1答。

一目見て自分の確認したいところがわかる資料は、一番の安心材料となります。

     

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

私が実践し、失敗した、うまくいった経験を踏まえて作成しました。

 

保育士試験は司法試験などと比べて、難易度が高い試験ではありません。

勉強すれば、合格できる試験です。

 

 

これから先、保育の環境は多様化し、様々なニーズが生まれることが容易に想像がつきます。

保育士資格を持つことで、自分のできることが広がっていきます。

 

頑張って勉強する分、いい結果が残せますように。

皆様のご検討をお祈りしております。